我が子が生まれて半年が経ち、月齢6か月となった。
育休を使い、24時間赤ちゃんと向き合いながら成長を楽しんでいる中 正解がわからず試行錯誤を繰り返しながらうまくいくようになった『ハンカチテスト』と『ストロー』について書き記します。
検診や病院・ネット情報・育児本など、人によって言っていることが違うので不安に感じることも多かったので
同じように不安な方ややり方に困っている人の参考になれば幸いです。
ハンカチテスト
赤ちゃんを仰向けに寝かせ 顔の上にハンカチを置き、自分の手でハンカチをどかせるかを見るテストです。
『顔の上に物が乗っている』『手で物を掴む』『邪魔なものを取り除く』という認識ができるかを試すテストで、これができないと発達の遅れを疑うそうです。(「発達の遅れ」怖い言葉ですね)
赤ちゃんの6か月検診で、ハンカチテストが実施される自治体があります。
こんな記事を上げておきながら 私の住んでいる自治体ではハンカチテストはありませんでした。
夫婦で「そんなテストあるんだねー」なんて話しながら、我が子の顔にハンカチを乗せてみると微動だにしませんでした。
これだけでなにかがわかるわけではないのですが「発達の遅れ」というワードが頭にこびり付いてしまい、詳細を調べてできるようになるにはどうしたらいいのかを調べました。
ハンカチテストトレーニング方法
1.赤ちゃんを仰向けに寝かせ、ハンカチを顔の前(上)でひらひらさせる。
まずはハンカチに興味を持たせます。
おもちゃを見せて興味を惹かせるような要領で遊びます。「ひらひら~」と声をかけながら何度か遊んでいると手をばたつかせて触れようとしてきます。
顔にハンカチが乗ることを嫌がるようになっては困るので、楽しそうなリアクションになるまで顔に乗せないようにしました。
2.仰向けの赤ちゃんの上でハンカチを使って いないいないばぁ をする。
体を横にしてハンカチを広げて顔を覆うのは難しいので、クシャッとして目と口が隠れる程度の覆い方で大丈夫です。
『ハンカチは遊ぶもの』『ハンカチをどけると顔が現れる』という遊びを繰り返します。
3.赤ちゃんの顔にハンカチを乗せて いないいないばぁ をする。
今度は赤ちゃんの顔に乗せて いないいないばぁ をします。
ハンカチを顔の下に向けてずらして取ってあげるといいようです。
2に慣れていないと ハンカチが顔に乗った途端に寝返りしたり泣いたりする場合があるようです。
我が子はすぐに寝返りをしてしまい、次のステップになかなか進めませんでした。
4.「ひらひら~」と声をかけながらハンカチをかけて いないいないばぁ と声をかける
最後に、赤ちゃん自身の手でハンカチを取ってもらいます。
1の「ひらひら~」という遊びで赤ちゃんを楽しい雰囲気にして「いないいないばぁ」の声でハンカチが取れると顔が現れるという遊びを認識してもらいます。
我が子がハンカチテストができるようになるまで
文字で書くと簡単ですが、一発でできる赤ちゃんはほとんどいないそうなので焦らなくて大丈夫です。
我が子は、1と2は楽しそうに対応してくれたのですが、3と4は思ったようにいきませんでした。(寝返りをする、動かなくなるなど)
1日目は1と2だけを行い楽しい遊びだと認識してもらい、2日目から3を行いました。
2日目はハンカチが顔に乗ると固まることがほとんどで、たまに寝返りでハンカチをどけていました。
固まっているときにハンカチを取ると 笑っているので遊びの一環として楽しんでいるようでした。
3日目は固まることは減ったのですが、ほとんど寝返りでハンカチを落としていました。
何度も同じことをされてちょっと嫌がっているようにも見えました。
4日目、5日目も同じような感じになり
「手で取る必要がない(寝返りすればいい)と思っている」だけ、「これだけで発達の遅れなんてわからない」と自分に言い聞かせるような感じで諦めモードになっていました。
赤ちゃんが嫌がっているなら無理強いするのもよくないなと感じ始めていました。
6日目、今日もできないなと思いながらトレーニングを繰り返しました。
晩御飯を食べ終えてから「ひらひら~」っと顔に乗せると すぐに(いないいないばぁを言う前に)赤ちゃんが手でハンカチを取りました。
いっぱい褒めて(というより、親が嬉しくて喜んでいる)、そのあとは高確率で赤ちゃんが自分の手でどけるようになりました。
7日目以降は、ほぼほぼ赤ちゃんが自分で取ってくれます。
2週間を超えると、「いないいないばぁ」のタイミングで取ることもあり 遊びとして楽しんでくれています。
できるようになった後でも、気分によっては取ってくれないときや 寝返りしちゃうときもあります。
ストロー
赤ちゃんがストローを使えるようになると、飲み物を飲ませるのが段違いに楽になります。
飲めるようになってから知ったのですが、5か月頃から始めるのが良いとされているようです。
ストローと言っても、赤ちゃん用のストローを使います。危ないので大人が使う固いストローは加えさせないようにしてください。
うちではピジョンの哺乳瓶を使っていたので、後付けできるストローを買いました。
哺乳瓶ストロー4本、広口カップ用のプロの食品グレードのシリコンストロー、哺乳瓶アクセサリー (広口ユニバーサル)
梱包がちょっと不安(箱に入っておらず、透明のビニール袋が郵送用の袋に入っているだけで説明書などもなし)だったのですが
商品は大満足しています。
チューブがちょっと長めなので、160mlの哺乳瓶だとちょっと狭いかもです。我が家では240mlの哺乳瓶で使っています。
赤ちゃんがこの長さを吸引できるのかなと思ったのですが、嚙みながら吸わないと液体が上がってこない構造になっていて 噛むのをやめると途中で液体が止まります。(普通のストローで飲んでる途中で指で押さえると液体が落ちてこない仕組みですね)
これにより、赤ちゃんが吸おうとすれば少しずつ上がってくるのでいつか飲めます。
哺乳瓶を傾けながら指でつまむと上の方まで液体を上げておくことができるので、最初はサポートしてあげるとよいと思います。
間接キスが嫌じゃなければ、親が一回吸い上げておくのもありです。
我が子がストローで飲めるようになるまで
3日かかりました。
1日目は自分で吸うことをしてくれないので、指でつまみながら液体が出てくる感覚を経験させました。
最初口に入ったときに驚いたようで、ほぼ口から垂れ流していました。
2日目は自分で吸ってくれましたが、すごく時間がかかる上にほとんど口から漏れていました。
一回勢いよく吸ってしまい ゲホゲホしてしまったので慎重になったのかもしれません。
3日目には、『吸えば飲み物が出てくる』とわかってくれたみたいで飲んでいました。
ただ、ものすごく遅くて親の方が耐え切れずに諦めて スプーンで上げました。
それ以降は、喉が渇いているときであれば自分で喰いついて吸うようになりました。
カミカミして遊んでいることも多いので、おしゃぶりだと思っている節もあります。
哺乳瓶に持ち手があると上手に飲める
上記ストローを使うと、哺乳瓶をそのまま赤ちゃんが握る必要があるので 半年の赤ちゃんには大変そうでした。
そこで、哺乳瓶に持ち手を付ける商品を購入しました。
parabito22 哺乳瓶 持ち手 母乳実感 ピジョン 哺乳瓶カバー Compatible for Pigeon
こちらの商品もストローと同様の梱包で、最初ちょっと不安でした。
持っていたピジョンの哺乳瓶に付けると、キャップを閉めるデコボコ部分に重なってしまい
哺乳瓶のキャップを閉めることができずに不良品かと勘違いしました。
ちょっと強めに押し込むと、キャップを閉めるデコボコ部分が出てきます。
そんな勘違いをする人はいないかもしれませんが、私は返品できるのか確認するくらいでした。
赤ちゃんに使う商品って優しく扱うように意識してしまっていたのか、強めに押し込もうとはせずソフトに置いていました。
これを付けてからは、我が子は自分で持ってグビグビと水やお茶を飲んでいます。
初めからストローと持ち手がついている『ストローマグ』という商品があるので哺乳瓶とは別に買うのもお勧めです。
さすがピジョンさんです。
ストローと持ち手を買うより、マグマグコロンを買った方が安くなるのですが「哺乳瓶を使い倒したい」と思った我が家ではストローと持ち手を購入することにしました。
終わりに
細かいことやわからないことで日々不安になる育児なので、この情報が誰かの不安解消の役に立てば幸いです。
うちでは現在、離乳食の不安(食べない・好き嫌いが激しいなどなど)に絶賛襲われ中です。
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